pico w を使ったキーボード無線化の挑戦

先日アラサーBPさんが公開された pico w を使ったキーボード無線化に挑戦

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購入したもの

販売コード 商品名 メモ
118021 Raspberry Pi Pico W ベーシックセット ピンも欲しかったのでベーシックセットを購入。不要な人は単体で買うと良い。
109833 006P安定化電源モジュールキット(5V出力) 降圧タイプ
103257 006Pアルカリ電池(積層電池) 9V ゴールデンパワー 5V以上のもの
100452 バッテリースナップ(電池スナップ・Bスナップ) 縦型 ソフトタイプ

他、picow(usb-micro-b) からキーボードに接続する USB ケーブルを用意しておくこと。私の場合は pico w ←→ usb-bオスusb-aメス ←→ usb-aオスusb-bオス ←→ キーボード で接続。

pico w のセットアップ

マスストレージにアラサーBPさんが公開しているファイル picow_ble_hid_keyboard.uf2 を入れるだけ。

github.com

作成物

全体像

アルカリ電池を 5V に降圧し、picow の VBUS,GND に接続。pico w の usb-micro-b はキーボードに接続。

Raspberry Pi Pico W

安定化電源モジュール

アルカリ電池

接続方法

安定化電源モジュールのスイッチを ON すると bluetooth がペアリングモードになるのでデバイスの追加を行う。以上。

バイスの追加

私的トラブル

私の環境ではデバイスの追加後、一度 OFF にして再度 ON にすると bluetooth の再接続を繰り返す現象が発生。PC に bluetooth が内蔵されていないため子機を繋げていたが、どうもその子機との相性が悪いらしい。別商品の子機に変えたら問題なく、また bluetooth 内臓のサブ機でも問題なかった。

自分でコンパイルする場合

アラサーBPさんの記事でも紹介されている Raspberry Pi Pico をセットアップしよう を参考にすると良い。「4.5. UART で「Hello World」テキストを表示する」までクリアできるとコンパイルから動作確認まで可能。

注意点として、Raspberry Pi 5 を使う場合は UART Port が変わっているので注意。 以下のどちらかで対応。